SEの仕事に興味があるけど、IT知識ゼロで不安だな。
SEの仕事は激務だって聞くし、こんな私でもなれるのかな..?
こんにちは!現役SEのおつまみです!
そのお悩み解決します!
IT知識ゼロの未経験からSEになることを迷われている学生や社会人の皆さん。
「SEって激務で残業が多くて大変そう」
「一日中PC作業で、多忙そう」
「IT知識やPCを使いこなせてないとなるのは難しそう」
こんな不安を抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、
未経験かつIT知識ゼロで働くのは辛いときもある
です。
しかし今回私がお伝えする、SEになって辛かったこと・辛いときの乗り越え方を知っておくことで、かなり心に余裕ができると思います。
これからSEを目指そうとしている方、そしてSEとして働いて日々辛いと思っている方の心の不安を少しでも取り除くことができれば嬉しいです。
それでは、どうぞ!
※本記事は、IT知識ほぼゼロで新卒からSEになったわたしの経験上のお話になります。
※決して辛いことをお伝えして皆さんの不安を煽ろうとは思っていません。
辛かったこと4選
最初に、SEになって辛かったと思うことを紹介します。
①リリース前は残業が多い
1つ目は「リリース前は残業が多い」ということです。
「リリース」・・実際に構築したシステムをお客様に公開すること
どの職種も繁忙期があると思いますが、このリリース前がSEにとって繁忙期となります。
リリース直前にシステム障害が発覚し、毎日終電近くまで残業・休日出勤をせざるを得なかった状況になったこともありました。
この時期は仕事以外何も手が付けられなくなることが多いです。。
②緊急の障害対応が発生する
2つ目は、「緊急の障害対応が発生する」ということです。
障害とはお客様に導入しているシステムが不具合を起こして、そのシステムが利用できない状態になっていることを指します。
そのため障害対応といって、その不具合を取り除く作業が必要となります。
特に24時間365日稼働しているシステムの運用保守作業を担当している場合は、休日や深夜であっても対応が求められる場合があります。
③業務が多岐にわたる
3つ目は「業務が多岐にわたる」ということです。
SEは1日中PCに向き合って、プログラミング等のPC作業だけをしていると思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、SEの作業はそれだけではありません。
プログラミング以外にも以下のようなお仕事があります。
こんな作業もSEがするの!?ってする仕事が意外と多かったりします。
- お客様や社内関係者との打合せ
- 打合せのための資料作成
- 設計書・報告書・マニュアル等のドキュメント作成
- 外注発注等の事務処理
④精神的にしんどい時がある
4つ目は「精神的にしんどい時がある」ということです。
私が今までしんどいと感じてきた場面は以下のような時です。
- リリース前の残業が多い時
- 自分のスキル不足により、プロジェクトの進捗が遅れてしまっている時
- 操作ミスをしてお客様のシステムに影響を与えてしまった時
辛いときの乗り越え方6選
そうは言っても、SEになってみたい!SEとしてこれからも働き続けたい!と思っている方もいると思います。
次に、そんな辛かった時に私がどのようにして乗り越えたかををご紹介します。
①思い切って休んでみる
まず辛いときは思い切って休んで、逃げてみましょう。
え、忙しいのに休んでいいの?
こう思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、精神的にしんどい時に仕事をすることはかえって仕事の効率を下げ、更にしんどくなってしまいます。
また意外と自分がいなくても業務は回ることが多いです◎
辛い時は思い切って休んで仕事以外の自分の趣味や好きなことに時間を使って、気分をリフレッシュさせましょう!
私は休日だと混雑している場所に旅行したりやスパに行くことが多いよ!
②失敗しても自分を責めすぎない
誰だって仕事で失敗を起こすことはあります。
失敗してしまった時、直接原因は自分の行動であることもありますが、根本原因はそもそもの組織風土や環境、仕組みによることが多いです。
そのため失敗してしまったとしても、自分を責めすぎず、気持ちを切り替えることが大切です。
ただし、失敗したことに対し、全く反省しないこともNGです。
同じような失敗を繰り返さないように、学んだ教訓をメモに残したり、行動に取り入れるようにしましょう◎
③周りに相談する
辛い気持ちを家族や友人等の周りに相談してみましょう。
相談することで、自分の気持ちを吐き出して心が軽くなったり、何か良いアドバイスがもらえることがあります。
この時できれば相談する相手は、会社の上司ではない方が良いと思います。
なぜなら、会社の上司に辛い気持ちや不満に思っていることを伝えることで、「自分の若い頃の辛い話」をされたり、「自分の会社評価」が下がる可能性があるからです。
周りに相談する人がいないよ..という方は産業医やカウンセラー等に相談するのもいいですね◎
④分からないことを分からないまま放置しない
SEとして働いていく中で分からない用語がたくさん出てくるのは当たり前です。
なぜなら、IT業界は常に新しい技術が生まれ、進化し続けているからです。
そのため、分からなかった用語は分からないまま放置せず、自分で調べたり、有識者に積極的に質問するようにしましょう。
この時、メモとしてまとめておくのをおすすめします。
同じことを調べなおす時間が減り、業務時間を短縮させることができますよ◎
⑤スキルアップを目指す
業務が多岐にわたる=業務を効率化するための工夫が必要になります。
そのためIT知識を中心に、仕事の進め方といったスキルを向上させていく必要があります。
またSEの需要は、他の業種に比べても高いといえます。
そのためスキルが身に付くと、いざ今の会社を辞めて転職しようとなった時にも自分の武器になりますよね!
私は仕事を効率化するためにビジネス書を読んで実践してみたり、
資格取得の勉強をしているよ!
⑥職場以外のコミュニティとの関係をつくる
最後に書きましたが、個人的にこれが1番大事だと思います。
なぜなら、色々な方と知り合うことで自分の価値観や目線を広げることができるからです。
自分が辛いと思っていたことが実はそれほど辛くなかったり、同じような境遇の方と支え合うことができたり、同じSEの先輩方からアドバイスをもらえたり…と様々なメリットがあります◎
今はSNSやオンラインコミュニティ等で興味がある人たちとすぐに繋がることができます。
職場以外のコミュニティがないって方は気になるものに参加してみるのはいかがでしょうか?
私は以下のコミュニティに参加しています!
どちらも素敵なコミュニティで参加できてよかったと思っています◎
まとめ:自分なりの辛いときの乗り越え方を身に付けよう!
今回はIT知識ゼロからSEになって辛かったこと・辛いときの乗り越え方をご紹介しました。
IT知識ゼロ、そうでないに関わらずSEは大変なお仕事だと思います。
ただSEに限った話ではなく、どんな職種のお仕事も辛いし、慣れるまで大変だと思います。
はじめから全部上手くいく人なんていません。
そのため、長い目で少しずつできるようになることを増やしていければいければいいと思います。
また今回は辛かったことをお伝えしましたが、SEになって良かったこともたくさんあります。こちらも記事にしているので、気になる方は読んでみて下さい。
本記事がSEを目指そうとしている方、そしてSEとして働いて日々辛いと思っている方の心の不安を少しでも取り除くことができれば嬉しいです。
最後まで、お読み頂きありがとうございました!
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